釣り

渓流釣り

渓流釣りの魅力とは

田舎暮らしを夢見て移住を検討している方もいると思いますが、期待もある反面、不安を抱くことも多いのではないでしょうか。
もちろん人によって感じる不安は様々ですが、なかには移住しても娯楽がなく、退屈なのではないかと考える方もいると思います。。
このように、田舎では娯楽が少ないというイメージを多くの人々が抱きがちですが、実際はそうでもありません。
田舎だからこそできる娯楽もたくさんあります。

例えば、渓流釣りです。
大自然を流れる澄んだ川には数多くの魚が生息しています。
このことは釣り好きにとってはたまらないでしょう。
釣りの経験がない方でも、移住を機に挑戦すれば、新たな楽しみが見つかるかもしれません。

釣れる魚の種類

では、渓流釣りではどのような魚が釣れるのでしょうか。
代表的なのはヤマメ、アマゴです。
この他、ニジマス、鮎、そしてイワナなども釣ることが可能です。

ただ、流域によって釣れる種類は異なるので、目当ての魚がいる場合はそこまで足を運ぶ必要があります。
特にヤマメは源流にいる場合が多く、初心者のうちは諦めた方が無難です。
ある程度経験を積んでから挑戦するようにしましょう。

また、渓流釣りで釣れる魚は天然のものではないことがほとんどです。
河川は漁協組合によって管理されていますが、こうした団体は川に魚を放流することを義務付けられています。
天然の魚は、釣りや開発などによる人的要因によって減少し、ときには川からいなくなることもあります。
しかし、放流することによって川に魚が戻り、釣りを楽しむことができるのです。

なお、川にも禁漁期間があります。
これは天然魚を守るための措置で、数の増加が見込まれると解禁となります。
期間は河川によって異なりますので、管理する漁協組合に直接問い合わせるか、組合のホームページを見るなどして調べると良いでしょう。
もし禁漁期間中に釣りをすると罰金や懲役が科せられる可能性もあるので、しっかりとルールを守りましょう。

渓流釣りの注意点

さて、このように魅力的な渓流釣りですが、注意すべき点もあります。
それは、渓流は水の流れが速く、危険な場所でもあるということです。

水量は山間部での雨量によって変わりますし、上流の方で土砂降りの雨があると、大量の水が急激に押し寄せてくることもあります。
この場合、水難事故に遭う危険性がとても高くなるでしょう。
そのため、釣りに行く際には豊富な経験のある方と行動を共にした方が無難です。

またベテランクラスになると、あまり人の入らないような源流の方まで足を運ぶこともありますが、こうした場所は危険ですので、初心者の内は立ち入らないようにしましょう。
この他、上述の禁漁期間などのルールやマナーをしっかりと守ることも重要です。
これらのことに注意さえすれば楽しい経験をすることができるはずなので、田舎暮らしを始めるにあたっては一度挑戦してみてはいかがでしょうか。