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黄色が鮮やかな葉っぱ

田舎暮らしの金銭事情、求人事情

田舎暮らしはリーズナブル?

都会での生活というのは何かと疲れるものです。
物が溢れており、遊ぶところもたくさんあるために、都会での生活は楽しものです。
しかし、逆にこの飽和した暮らしというのは情報過多となり疲れてしまうことも多くあるのです。

疲れてくると人というのは自然との触れ合いを求めるものです。
休日に自然のある地域に足を運びただのんびり過ごしたり、散策やサイクリング、といったことをして体を動かして楽しんだりと人によって様々な楽しみ方をします。
このようなリフレッシュをする中で、都会の便利さを捨てて田舎でひっそりと生活をしたいということを考える人もいるのです。

最近ではリーズナブルに借りられる借家を借りて週末の田舎暮らしをする人や、定年後に田舎での生活を希望して移住をしたりする人も増えています。
移住をすることで田舎で生活をするので、のんびりと過ごせたりお金をかけずに静かに暮らせるというイメージがもたれています。

田舎暮らしと金銭事情

田舎暮らしというのはお金がかからないイメージが強いです。
物価が安いために日々の買い物にはお金がかからないというふうに思われがちです。
また、地代家賃も安いところが多いために、月々の生活費は少なくていいと思う人が多いものです。

しかし、田舎でも必要なものはたくさんありますし、お金を必要とする場面もたくさんあります。
例えば、田舎では車での移動が必須であるためにガソリン代はかかるものです。
地域によって差がありますが、山間部というのはガソリンの輸送費用もかかるためにガソリンが割高であることもあります。

また、田舎に行くほど学校やスーパーまでの移動距離が長くなるので月に必要なガソリンの量も増えます。
そのために、車の維持費やガソリン代というのは都会での生活よりもかかることが多いです。

場所によっては道路状況が悪いところも多いですし、冬には雪が降ることもあります。
そのために、特に大きな荷物を運ぶことがなかったとしてもバンや軽トラを運転する人が多いのも、田舎暮らしの特徴です。

光熱費も案外かかることが多く、山間部などは寒い地域も多いので、冬場は暖房が必須であり終日利用することも多いです。
秋には、暖房をつけ始めるので自ずとその分使用量が増えるんですよね。

他にも、田舎暮らしというのは都会では必要ない物品の購入が必要です。
本格的に行わなくても最低限の農具は必要ですし、草刈機や日曜大工の道具も必要です。
これらのものを取り揃える費用、管理をするための費用というのも必要ですし、場合によっては保管スペースを借りる必要がえてくることもあります。

田舎暮らしの求人事情

田舎での暮らしは案外お金がかかるので、都内生活から田舎生活へシフトすることを考えている場合には要注意です。
それに伴い、仕事にも影響が出てきます。

ほとんどの企業が都内に位置しているため、田舎へ移住すると通勤時間も今までより倍以上かかる場合も少なくありません。
目安ですが、お給料も田舎よりは都内勤務の方が若干高くなる場合も多いです。

全国的に人手不足と騒がれている保育士の求人でさえ、募集が都内に集中している傾向があり、子供を預けて働きに出たいと思う親も増えているのです。

もちろん、23区外の求人もありますが、都内と比べるとその差は一目瞭然。
転職などで新しい職場を探すことになった場合、お給料以外にも妥協できるのかがカギになるでしょう。(参照:「 武蔵村山市で田舎暮らしする魅力」)

田舎にもメリットは沢山ありますが、都会で当たり前のことができないこともありますので、しっかりと把握して楽しい田舎生活が送れるようにしましょう。