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桜

習い事が少ない

田舎にあるもの

田舎にあるものといえばなんでしょうか?
豊な自然、綺麗な空気、綺麗な水、綺麗な夜空、日の出とともに起床する規則正しい生活、小鳥のさえずり、夏にはセミの鳴き声、冬には雪のように自然に季節を感じること。

田舎にないものは鉄道、ネオン街、娯楽、何万にという人だかりなどです。
その他、時間への焦り、見栄や世間体、行列などもあるでしょう。

習いごとができない

近年、都会からの移住者が多い田舎暮らし。
一昔前は田舎へ移住ということリタイア組や高齢者が多い印象だったが、最近では若い世代にも増えてきています。
単身ならまだしも家庭を持つ世代も増えているというのだから、少々驚きです。

たしかに子供の時に自然の中で暮らすということは必要。
都会の学校でも林間学校というカリキュラムがあるぐらいなので、高層ビル、住宅街で育つより自然の中で暮らす方が成長するというのはあるのだと思います。
しかし、ある程度の年齢になると習い事をしたいと言い出します。

田舎の難しいところは、幼い子供の習いごとがなかなかできないということ。
少し前ならば、習字やそろばんと、父親母親、祖父母ならばおしえることはできましたが、最近の習いごとというと、英会話、水泳、バレエなどでしょうか。

なかなか教えるのも難しいような習いことばかり。
そもそも田舎には、子供も少なくまた教える側の大人も少ないわけなので、習いごと教室を開きようがありません。

若い世代には不向きなのか?

自分の意思で田舎暮らしをした場合は、子供の習いごとは想定内でしょう。
必ずしも習い事しなければいけないわけではありません。
例えばバレーしたことで何人の人がプロになるのか。
昔習い事をたくさんした人に限って、大人になると無趣味であったりと。

長い目で見ると、習い事することが必ずしも必要ではないのです。
田舎には田舎でしかできないことがあり、それも習い事の1つです。
バレエや英会話の習いごとは誰でもできますが、自然の暮らしで得られる知恵は誰でもが得られるものではありません。

最近の傾向

それでも学校で必要なものは習得が必要かもしれません。
しかし、最近はインターネットという素晴らし技術があります。
田舎でもどこでも、電話がつながる時代です。
インターネットがつかえれば、都会の人と同じだけの情報を得ることができるのです。

英会話はそれで十分ですし、国内に住んでいるのですから通信教育だってできてしまいます。
都会の人と同じだけの知識を得られるのです。

習い事に通っているか否かは問題ありません。
しっかり頭の中に入っていて実践できればいいのですから。
習い事に通っていないことで引け目に感じることもないのです。