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人参

野菜が安い

東京郊外では野菜が安い

田舎での生活で大きなメリットとなることのひとつに、「野菜などの農産物を安く手に入れることができる」という点があります。
日本は農業の国。たとえ東京都内であっても、郊外へ行けば畑があり、野菜が栽培されています。
そのような地域で栽培された野菜は市場に出すことのできない「規格外」のものが安く販売されたりしているものです。
このような規格外の野菜は、畑のすみに野菜を並べてその横に料金箱が置かれ、セルフ形式で販売していることもあれば、地元の農協などが運営する農産物直売所で販売されていることもあります。
このようなものを活用していると、田舎での生活において野菜は、とても安い食材となるのです。

安くで野菜を買って、健康的な生活をする

少し前のニュースで、「低所得者層に肥満が多いのは、野菜が高くて買えないからだ」というものがありました。
確かに、少ないお金でとりあえず満腹感を得ようとすれば、炭水化物と油をメインとしたものを食べることになります。
現に外食で価格の安いものといえばハンバーガーに牛丼など、この条件に当てはまるものばかり。
そして、都心で販売されている野菜の値段が、田舎では考えられないくらい高値であることも事実です。
もっとも、このニュースには自炊をしない低所得者層のいいわけじみた部分も含まれているのではないかという感じはしますが。
ちょっと自分で手を加える気があれば、安い材料費で栄養価の高い食事を作る工夫はいくらでもできます。
たとえば、スーパーで1袋100円程度で売られているカット野菜を活用することや、乾物のわかめなどを食べることで安い値段で栄養のバランスを取ることは可能なはずです。
野菜が高くて買えないからマクドナルドに行くのではなく、限られたお金のなかで少しでも栄養価を高めようという意欲があれば、肥満は防げるはずです。
まあ、そのような少しでも向上しよう、という意欲を奪われてしまったのが低所得者層であり、それが今の日本の大きな問題なのかもしれませんがね。
低所得者層へは、そのような生活の基本についての教育というかたちでの支援も必要なのではないでしょうか。

閑話休題。ともかく、なにかと厳しい経済状況のなかで、毎日食べる食材である野菜が安く手に入るというのはとても大きいこと。
そのうえ、地元でとれた野菜なので新鮮です。
また、市民農園なども多いので、その気になれば自分で野菜を栽培することも可能です。
それだけでも、田舎に住む価値はあるのではないかな・・・と思います。