電車やバスの本数が少ない
田舎暮しのデメリットとして、まず挙げられるのがこの点です。
交通の便がよくないこと。
都会だと、5分おきに電車が来て、どこに行くにも不便がない場合が多いのですが、田舎だとそれが難しいです。
1時間に1本しか電車がないことはザラで、バスも1時間に1本の場合が多いです。
つまり、これらの電車やバスに乗り過ごしてしまったら、あとはタクシーや自家用車を使って現地に行くしかないのです。
都会から田舎へ転勤した人は、この点を嘆く人がとても多いです。
都会だと、どこかへ行こうと思った時にフットワーク軽く「どこにでも行こう」と言えるのですが、田舎だとそれが難しいから大変ですよね。
都会だと、「交通の便がいいから車を使用しない」と言う家庭も増えていますが、田舎では「車1台もしくは2台所有」と言うことが当たり前。
最低1台はないと、不便で生活することができないと言われています。
まあ、実際は「住んでみたらどうにかなる」と言うことが多いのですが、東京都内から転勤した場合などは大変かもしれません。
車移動が主流になっている
ちなみに、田舎だと休日の遊び場はショッピングモールに集中します。
車がたくさん入るイオンは、田舎ではたくさんの人が集まるスポット。
お正月や連休は、イオンに向かう車で大渋滞ができるくらいの凄まじさだから驚きです。
イオンの駐車場から、なかなか出ることができないほどの混み様ですので、初めて見た人は「イオンがこんなに人気だとは」と驚くかもしれませんね。
このイオンも郊外にあることが多いので、車がなければ移動をすることが難しいのです。
そして、郊外にあったとしても、休日はすごい混みあい方をしますので、ゆっくりすることができないかもしれません。
でも、車を運転することが難しいお年寄りにとっては、ちょっと厳しい環境かも。
お年寄りに優しいといわれている田舎ですが、公共機関があまり発達していない地域では、「お年寄りに優しい」とばかりは言えない側面もあるのです。
自宅から病院までが遠く、なかなか移動することが難しいということもあるそう。
田舎にもともと住んでいた人ならともかく、都会から田舎に越してきた人は、なかなか生活に慣れることが難しいかもしれませんね。
田舎でお年寄りが病院に行く際は、タクシーを利用することが多いようです。
この為、各タクシー会社では「お年寄り向けの割引サービス」を実施していることも。
雨の日には、特に忙しくなるそうです。